社交不安障害とは
人前で注目される場面において、極度に緊張したり、不安に思うことで、強い苦痛を感じたり、話すことが出来なくなることです。その症状が強くなると、その場面をだんだんと避けるようになってきます。
主な症状
- 声が震える、声が出なくなる
- 動悸がする
- 呼吸ができない又は過呼吸
- 手足が冷たくなる
- 他人の視線が気になる
- 予期不安
治療方法
大きく分けて、2つの治療方法があります。
- 薬物療法
- 心理療法
<薬物療法>
薬物療法の主な薬は ①SSRI(選択的セロトニン再取込阻害薬)、②抗不安薬、③β遮断薬
① SSRIは、脳の中のセロトニンの減るのを防ぎます。
② 抗不安薬は、不安を一時的に和らげる。
③ β遮断薬は、血圧を下げ、交感神経の働きを鎮める作用があります。
<心理療法>
心理療法で大きな効果を発揮するのは、認知行動療法です。認知行動療法は、安心感を育て不安を小さくすることで、再発を低く抑えることができます。
認知行動療法とは、認知の偏りに気づき、気持ちや行動を変えていく方法です。
認知とは、ある出来事や場面において、過去の経験から自分なりに解釈したり自動的に出てくる思考です。
どのように認知するかによって、自分自身の感情や行動が変わってきます。
この固定しがちな認知を多方向から見ることで、その認知が偏っていないかを見直し、他の考え方に気づけるようにします。
自分の認知の癖に気づき、他の考え方をすることで、不安の低減や行動の変化を促します。